更年期障害の診断は非常にデリケートです。更年期障害特有の症状があるからといって、自分で勝手に判断して、サプリメントや漢方薬で治そうとするのは非常に危険です。なぜならば、更年期障害は非常に多岐にわたる症状がありますが、それが本当に更年期障害によるものなのか、それとも別の病気なのか、判断が非常に難しいからです。自分が更年期障害ではないか、そう思い当たる症状が現れた場合にはまず専門医に診てもらうことが大切です。まず、3つの視点から検査を行います。
血液検査ではホルモンの量を測定したり、別の生活習慣病が隠れていたりしないか検査します。次に婦人科系の検査、ここでは子宮筋腫など婦人科の病気が無いかを調べます、そして心理テストで心の病を検査します。その結果を全て総合した上で、1、更年期障害の起こりうる年齢である。2、更年期障害と同じような症状の別の病気にかかっていない。3、自覚症状が心身両面からなり、複雑である。以上の3点が見受けらた時点で初めて更年期障害と診断されるのです。主な治療方法は投薬です。体全体の不調を整える薬(ホルモン剤)や、精神安定剤、自律神経失調症の薬などですが、比較的症状が軽い場合には漢方薬などでゆっくりと治す方法もあります。そのほかに心理カウンセリングを受けるなど、の症状によって様々な治療方法があります。早く症状を改善するにはまず、専門医の検査を受けるようにしましょう。
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